「本校で公開研究会が開催されました。」
室蘭市立室蘭西中学校長 酒井 浩一 秋が足早に通り過ぎ、一雨ごとに寒さが増してまいりました。まもなく本格的な冬の季節の到来を迎えようとしています。道路事情も朝夕と凍結路面が増えてきました。交通安全・交通事故には十分気を付けていただきたいと思います。 さて、開校7年目を迎える本校の教育研究について、少し経緯と説明をしたく思います。本校は平成25年4月に開校し、平成27年度には、室蘭市パイロットスクール事業の指定を受け「心豊かに意欲的に学ぶ生徒の育成」を研究主題に、北海道特別活動研究会との合同研究大会を開催し、教科指導の工夫や集団活動におけるコミュニケーション能力・表現力など、よりよい生活を高める特別活動の研究発表を行い、管内・道内からも高い評価を受けました。 平成28年度からは、「小中連携型コミュニティ・スクール」の研究指定校を受けると同時に、新学習指導要領の全面実施に向け「主体的、対話的で深い学び」の研究を通して一層の授業改善を進めることとしました。 今年度は、4年次目の研究実践を迎えるとともに、室蘭市学力向上研究奨励校指定2年目として、研究主題「自ら進んで考え、仲間とともに生き生きと学ぶ生徒の育成」のもと、10月24日(木)に公開研究大会を開催しました。 子供たちが、主体的に仲間とともに生き生きと学習できるように、教師が教材を工夫したり、一人ひとりの生徒に対応したきめ細かな指導を実践するなど、その研究や成果の発表を行いました。 研究発表会には、市内はもとより管内からも多数のご参加も頂き、授業を参観した先生からは「生徒のみなさんの授業中の活発な発言が良い」や「生徒同士が共に協力して課題の解決に向けて話し合う活動で、他の生徒を尊重した聞く態度がすばらしい」、「生き生きと学習課題に取り組む真面目な姿勢が良い」など、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。 また、國枝教育長様をはじめ教育委員会の皆様、市議会議員の皆様からも、「落ち着いていて、楽しく学習していますね、生徒の皆さんの表情がとてもいいですね」などの言葉をいただきました。 これもひとえに、教師と生徒の皆さんが、普段から授業を大切にして、1時間1時間を一つ一つ積み重ねた証であり、着実に実を結んでいると実感しています。 そして、普段の授業のみならず、体育大会や学校祭などでの真剣な取り組み、あいさつや休み時間の過ごし方、ていねいな清掃活動など、生徒の皆さんが仲間と仲良く手と手を結んで創り上げた成果と思っています。 まだまだ道半ばではありますが、室蘭市を代表する室蘭西中学校の誇りと伝統をみなさんで力を合わせて創っていきましょう。 室蘭市民の皆さんも期待しているはずです・・。 (室蘭市立室蘭西中学校 学校だより 11月29日発行分より) コメントはクローズされています。
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